結婚式の毒殺未遂という無実の罪を着せられ、一族を滅ぼされた元令嬢・セラ。最果ての「常夜の壁」へと流刑に処され、兵士の妻となることを強制される。
だが、彼女は前世の記憶を持ってやり直していた。かつてナイトドラゴンの襲来によって北地が崩壊し、自らも命を落とした運命を知るセラは、生き延びるために「最強にして最貧」の兵士・カエルを夫に選ぶ。
植物を操る力「魔女の炎」を武器に、貧困に喘ぐアッシュウッド家を立て直していくセラ。しかし、夫のカエルはただの警備兵ではなかった。彼の正体は、高貴なる真竜の血を引く未来の竜王、カエルドロス・ドラコンだった――。
再び迫る「真紅の式」、そして近づく仇敵たち。凍てつく大地を満たし、真の竜が目覚める時、かつての血の負債はすべて返済される!
救い時を経ての恋生存